これはなんの費用?
外壁塗装の見積もりをお願いしてみた際に、見積書を見ると細かく項目が分かれていると思います。
対面の場合は見積もりの項目や出てくる用語について教えてもらえることもあるかと思いますが、昨今はコロナ対策でなかなかそうもいかないですよね。インターネットで見積もりをしてみたときなどは「これはいったい……?」と首をかしげる方は多いと思います。
分かるようで、分からないような……
今回はそんな外壁塗装の見積りで出てくる用語と注意すべき項目についてまとめてみました。
下地処理
塗料をキレイに塗れるように、事前に高圧洗浄などを行う作業です。
下に続く足場代~ケレンは下地処理として表記されていることもあります。
作業内容はひび割れている部分の補修や、コーキングの充填など広範囲です。
こちらは建物の劣化具合などによって補修内容も変わってきますが、各作業ごとの平均を足すと、だいたい一戸建てで23万円ほどかかります。
足場代
建物の工事現場で回りを囲うようにパイプなどが組まれているのを足場といいます。
法律上、2メートル以上の高さで作業を行う場合は、足場を組まないといけませんので、外壁塗装の際は高所での作業がない限り見積もりの中に入ります。
600~800円/㎡が相場で、無料になることはありません。無料をうたう業者には注意したほうがいいでしょう。
養生代
塗装しない窓やドアなどに塗料が飛び散らないよう、ビニールやテープを使って保護することを養生といいます。
600~800円/㎡が相場です。
飛散防止ネット
周りの住宅に塗料が飛び散らないよう、足場の外側に張られるネットのことです。
一般的な住宅だと2~3枚ほどで足りますので、平均25000円前後かかります。
ケレン
下地処理のうちに入りますが、劣化した塗料やサビ、高圧洗浄などで落ちなかった汚れを手作業で取り除く作業です。時間のかかる作業ですが、丁寧に行われることによって、塗料の耐用年数が変わります。
ケレンも建物の劣化具合によって内容も変わるため、単価の幅が広く、400~2000円/㎡ほどとされています。
塗料の種類
塗料といっても、ウレタンやシリコン、フッ素などの種類があります。種類によって耐用年数や費用が異なるので、希望していた機能性がその塗料にあるか、今一度確認しましょう。
塗料の項目に関しては、種類のほかに予測使用量、単価などが記載されています。
塗料のメーカー名、商品名
使われる塗料のメーカー名・商品名は表記されていますでしょうか。この部分を明らかにしていない業者には要注意です。粗悪品を使用される恐れがありますので、塗料の種類やグレード以外に、メーカー名と商品名が併記されているかどうか確認しましょう。
塗装回数
外壁塗装は3回塗りが基本です。中にはこの工程を省く業者もいます。
塗装回数についても見積書内に記載があるか確認しましょう。3回よりも少ない場合は、理由を尋ねてみたほうがいいです。
塗装箇所
外壁塗装と聞いて、壁だけを思い浮かべるかもしれませんが、その壁にも雨樋があったり軒天があったりとこまごまとしたものがあります。その箇所も塗装されるかどうか、記載の確認をしましょう。
塗装面積
同じ坪数でも、壁面の形状などが異なれば、塗装面積が変動します。
算出方法は、実際に測る方法と、図面から算出する方法とに分かれますが、どちらも優劣はありません。
見積もりの際には、ぜひ参考にしてみてください。
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